韓国の大学生の視察研修
2025年7月4日
韓国の大学生の視察研修
こんにちは、陽だまりの里 足立柿園です。
静岡県で次郎柿や太秋柿を栽培している柿農家です。秋には直売やネット通販も行っています。
先日、韓国から農業系の大学に通う学生さんたちが、農園の視察研修に来てくれました。
将来は自分で農業をやっていきたいという学生さんたちだったので、私自身がこれまで農業を続けてきて感じた大切なことをお話しさせていただきました。
私が考える農業における「大切なこと」は、栽培の技術だけでなく、経営の知識も学ぶことです。
どんなに良い農産物を作っても、それを届ける方法や売る仕組みがなければ、なかなかお客様に価値を伝えることができません。
また、会社を運営する視点がないと、スタッフを雇って仕事を分担していくことも難しくなってしまいます。
経営と技術、どちらか一方ではなく、両方を学んでこそ夢を実現できる――
そんなことを伝えさせてもらいました。
学生のみなさんは時間を超えても熱心に質問をしてくれて、とても真剣な様子が印象的でした。
こうして農業に本気で向き合おうとしている若い人たちに出会えて、私も刺激をもらいました。
韓国で彼らが農業を盛り上げていってくれることを、心から応援しています。
