柿渋作り
2025年7月21日
柿渋づくり
こんにちは陽だまりの里 足立柿園です。
静岡県浜松市で次郎柿や渋柿、太秋柿などいろいろな柿を栽培している柿農家です。
先日は、遠江学園みなみの皆さんが柿渋を作るための原料として、渋柿の収穫に来てくれました。
渋柿も次郎柿と同じように、摘果(てきか)といって実を間引く作業をします。
その時に落とした小さな渋柿や傷のある実を集めて、柿渋を作ります。
柿渋は、日本の昔ながらの伝統的な染料です。
防腐や抗菌の効果もあって、ちょっとくすんだような渋いオレンジ色に染まります。
一貫張り(いっかんばり)などの工芸にも使われていて、けっこう味わいのある仕上がりになるんですよ。
みなみの皆さんが1時間かけて一生懸命収穫してくれたおかげで、たくさんの渋柿が集まりました!
ここから、発酵の工程へと進んでいきます。
これからの仕上がりが楽しみですね。

