大平の次郎柿足立柿園大平の次郎柿足立柿園

柿のイラスト
オンラインショップはこちら
足立柿園の日々

ブログ

残してくれているもの

2024年7月22日

残してもらっているもの

こんにちは陽だまりの里 足立柿園です。次郎柿や太秋柿など柿を中心に栽培している農家です。秋には柿の直売も行っています。

先日の韓国の大学生の皆さんが視察に来てくれた時、生徒から質問が出ました。
「私の家も果樹農家をやっているのですが親との関係が良くありません。足立柿園さんはどうですか?」

それを聞いちゃう?(笑)
実際に私が農業を始めたときは親との関係は良くありませんでした。柿の栽培や経営の事についても揉めたこともありました。
しかし、農園を経営していろいろなことを経験していくと、森を開拓して木を植えてくれたこと、柿の木を大きくなるまで育ててくれたこと、暑い時に農薬散布や草刈りなど機械設備が十分でない時代から管理をやって来てくれたこと。今の足立柿園にとってなくてはならないものをたくさん残してくれていることに気が付きました。そうしたものを1から準備するのは大変なことです。そうした、していただいたことの大きさに気が付くと、普段の事は「まあいいか」と思うことが出来るようになりました。なので、最近はもめることもほとんどなくなりました。(普通のケンカはしますが)
そして残してくれた人は自分の両親だけではなく柿の産地として大平を作って来てくれた地域の人もです。大平でも高齢化によって耕作のできなくなった土地が出てきています。そうした残してくれている物を大切にして生かしていけるような経営体にしていきたいと思っています。

ひまわり畑のひまわりが咲き始めました。来週くらいには満開になると思います!

 

 

ブログ一覧へ戻る