大平の次郎柿足立柿園大平の次郎柿足立柿園

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足立柿園の日々

人づくり

勉強会

2020年10月25日

こんにちは陽だまりの里 足立柿園です。

静岡県の浜松で次郎柿という柿の栽培と直売をしています。



先日、経営の勉強会で「八甲田山」の映画を見ました。

リーダーのあり方を映画から学ぶことが目的です。

映画の中で徳島大尉(高倉健)の部隊は山に入る前から八甲田山の危険性を意識していました。

キチンと装備の準備をし、道具や装備の使い方を部隊に教えるシーン、

メンバーを雪中行軍の経験のある少数精鋭に絞ること、

若い女性の案内人でも雪山に熟知した人の言うことはキチンと聞く

といったシーンが描かれていました。

対照的に神田大尉(北大路欣也)の部隊は装備を直前になって用意したり、装備の使い方や準備が

人それぞれ差があったり、雪山経験のあるものが少ない大人数の中隊だったり、

せっかく来てくれた案内人を怒鳴って断ったりするシーンがありました。

この細かな違いが後半に壮絶な遭難のシーンに繋がっているのだと見て取れました。



他の遭難事故でもリーダーが判断を間違ってしまい遭難することが多いようです。

誰も経験をしたことがないコロナ禍の中で自分はなんとかなるさで社員さんたちを

吹雪の中、連れ回してしまっていると感じました。

準備とは何をすればいいのか、自分の判断だけではなく知っている人、

案内人の言うことをキチンと素直に聞くことが必要だと思いました。

私はつい自分で勝手に判断してやることとやらないことを選んでいます。

映画でも雪山で暮らす村の人が危険を冒してせっかく案内をすると言ってくれていたのに、

雪山経験のない少佐が無下に断ってしまいました。

何が必要なのか自分ではわかっていないのに、わかったフリをしてしまっていると思います。

映画を見た後ネットで八甲田山のことを調べてみましたが、

秋の八甲田山は本当に紅葉が美しいですね。一度は行ってみたいです。

しかしもう3ヶ月もすると映画の「八甲田山」の雪山に

変わっていくのですね。変化するのがわかっているのなら、

事前に準備をしないといけませんね。

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