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足立柿園の日々

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2025年 足立柿園の経営計画

2025年1月13日

2025年の足立柿園の経営計画

こんにちは陽だまりの里 足立柿園です。浜松で次郎柿の栽培や販売をしている柿農家です。

2024年 昨年を振る変えると昨年は自然環境はコントロールできないことを思い知る1年でした。4月の遅霜により、花芽が枯れてしまったのを皮切りに、7月の干ばつ、イノシシ、シカ、カラスの被害、8月9月のカメムシの大量発生と思いもよらない事態が起こる一年でした。そんな中でスタッフのみんなは環境整備、摘蕾、摘果、造園の仕事、消毒作業と環境変化のなか精いっぱいやってくれたと思います。まずはお疲れさまでした。
2年連続の不作が続き、新選果場の能力、足立柿園の営業力の両方が生かせない状態が続いています。せっかくのチャンスがあるのに自分を活かせず、指をくわえてみているのは辛いものがありますね。
そこで今年は主に柿の栽培管理の徹底を重点課題としていきます。

1.私が行っている栽培計画の作成を5年目の社員さんと一緒に行っていきます。農薬の散布計画にも参加してもらい、栽培管理部門のリーダーになってもらいます。栽培技術の内容を動画で取りアーカイブとして残しておくことで、来年以降の自分自身の栽培技術の蓄積、新人教育に使用していきます。
2、昨年取得したJギャップ指導員の資格や、5S講座の資格を活用して、さらに柿の海外輸出を行える会社に成長させます。
具体的にはJギャップの自己診断を年2回(春と秋)行う事、5Sの講座を引き続き受け、栽培管理の安全性をさらに高めていきます。また、農業機械の整備の技術も3年目の社員に身に着けてもらい、自社のやれることを増やす事、農作業の安全性、効率化をUPさせることを目指していきます。

3、足立柿園の魅力発信!
今まで足立柿園は柿を作る農園でしたが、これからは足立柿園の持つ魅力を発信し、足立柿園をみんなに知ってもらう取り組みをします。大平の果樹園の広がる景色や環境、そして足立柿園自身をアピールします。
農業教室、自然調査の拠点、大学のカリキュラム、企業の実習の拠点、ユニバーサル農業の実習などみんなが足立柿園の環境を利用することで足立柿園の魅力を知ってもらうようイベントの誘致を行っていきます。

以上の事を2025年の重点課題として行っていきます。本年も皆様においしい次郎柿をお届けできるよう精進して参ります。インフルエンザが大変流行っています。皆様のご健康とご多幸を切に祈っています。

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