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足立柿園の日々

ブログ柿づくり

畑の冠水作業

2025年8月4日

畑の冠水作業

こんにちは、陽だまりの里 足立柿園です。
浜松市の大平地区で、次郎柿や太秋柿、渋柿などを栽培・販売している柿農家です。

静岡県西部では、しばらく雨が降らず日照りが続いています。
先日の台風で少しは雨が降るかと思ったのですが、結局ほとんど降らずじまい。
ちょうどその日は地元の花火大会で、多くの人の「晴れてほしい!」という願いに押されちゃったのかもしれませんね。

とはいえ、畑の柿の木は乾いてきてしまっているので、足立柿園では畑の冠水作業を行いました。

柿の木は「耐乾性が高い」と言われることもありますが、実はそうでもありません。
柿の木自体はそれほど乾燥に強いわけではないのですが、根が直根性で、深く地中に伸びる性質があるため、
地表が乾いていても地下の水分を吸いやすいという特徴があります。
だから、ある程度の乾燥には耐えられるんですね。

ただ、足立柿園の中には砂地の畑もあり、そういう場所では地下水もすぐに抜けてしまいます。
そういう畑の木は、目に見えて元気がなくなってきていました。

そこで、そうした木を中心に、畑の中にホースを這わせて水やりをしました。
猛暑が続きますが、柿の木が元気を取り戻してくれることを願いながら、
こまめに水の管理をしていきたいと思います。

 

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