次郎柿の日焼け対策

次郎柿の日焼け対策

こんにちは、陽だまりの里 足立柿園です。
静岡県で柿農家をしています。秋には直売所を開き、次郎柿や太秋柿などを販売。ネット通販も行っています。

今年も日差しが強いですね。
2020年には浜松で全国最高気温41.1度を記録し、全国一位の座を守り抜いてきました（笑）
しかし今年は、群馬県伊勢崎市の41.8度に抜かれてしまい、王座陥落……。
王者奪還（？）を目指して頑張りたいところです。

冗談はさておき、この猛暑は柿にも影響を与えます。
そのひとつが「果実の日焼け」です。強い直射日光を浴び続けると、その部分が変色して固くなり、細胞が死んでしまいます。日焼けした部分だけが成長せず、形がいびつになり、商品価値も下がってしまうんです。

防ぐには、葉を充実させて果実に日陰を作ることが大切です。
摘果のときも、果実や葉のバランスを考えながら作業をしています。

以前まではここまで神経質になる必要はありませんでしたが、環境の変化は本当に侮れません。
これからも、変わっていく気候に合わせて柿作りを工夫していきます。