カイガラムシの対策2
2026年2月4日
こんにちは、陽だまりの里 足立柿園です。
静岡県浜松市で、次郎柿の栽培と販売をしている柿農家です。
先日、以前ご紹介したカイガラムシが発生している畑で、
高圧洗浄機を使った粗皮削りの作業を行いました。
柿の樹の粗皮の中には、越冬中のカイガラムシや害虫の卵が付いています。
粗皮の隙間に入り込むことで、冬の寒さから身を守っているのです。
高圧洗浄機で幹の粗皮をめくり、卵や害虫を地面に落とすことで、
地表の寒さによって害虫を減らすことができます。
また、樹の表面がつるつるになるため、新たに害虫が付きにくくなる効果もあります。
ただ、問題もあります。
とにかく寒いです。
この作業は水を使うため、体感温度がかなり下がります。
カッパを着ているので体の芯は何とか耐えられますが、
足先や指先はすぐに冷たくなってしまいます。
さらに、時間もかかります。
朝方はホースの中の水が凍ってしまうことが多く、
作業は10時過ぎからになることがほとんどです。
作業後も、ポンプやホースが凍らないよう、すべて片付ける必要があり、なかなか大変です。
そのため、足立柿園では、
カイガラムシの発生が確認された畑を中心に、重点的に粗皮削りを行っています。
それ以外の園地では、冬剪定や夏季剪定、春からの摘蕾・摘果などを通して、
園内の風通しを良くし、害虫が発生しにくい環境づくりを心がけています。
今年は、約1反ほどの畑で粗皮削りを行う予定です。
風邪をひかないように気をつけながら、作業を進めていきたいと思います。


