土づくり
2026年3月9日
こんにちは陽だまりの里足立柿園です。
静岡県の浜松で特産の次郎柿や太秋柿の栽培と販売をしている柿農家です。
先日は柿園に牛ふん堆肥を撒きました。
畑の話をしていると、ときどき「牛ふん堆肥って何ですか?」と聞かれることがあります。
言葉はよく聞くけれど、実際にどんなものかは意外と知られていないかもしれません。
牛ふん堆肥は、その名前の通り牛のふんをもとに作られた堆肥です。
ただし、牛のふんをそのまま畑に入れるわけではありません。
牛ふんはそのままだと水分が多く、においも強く、作物にとっても良い状態ではありません。
そこで、時間をかけて発酵させ、微生物の力で分解していきます。
この発酵が進んで、土に入れても安全な状態になったものが「牛ふん堆肥」です。
つまり、牛糞と牛ふん堆肥の違いは、しっかり発酵しているかどうかです。
発酵した牛ふん堆肥は、土の中の環境をゆっくり整えてくれます。
土がふかふかになり、水もちや通気性が良くなると言われています。
果樹の場合、毎年同じ場所で長く木を育てるので、土の状態がとても大切です。
牛ふん堆肥を入れることで、木が根を張りやすい土づくりにつながります。
もちろん、堆肥を入れればそれだけで良いというものではありません。
天候や土の状態を見ながら、量やタイミングを考えて使っています。
目に見える作業ではありませんが、こうした土づくりも柿を育てる大事な仕事の一つです。



