最後の次郎柿
2020年12月25日
こんにちは陽だまりの里 足立柿園です。
静岡県の浜松市で次郎柿の栽培と販売をしています。
私の友人で末期のガンの母親を看病している方がいます。
先日、その方から母親の体調が良くて柿を食べさせてあげたいから
用意してくれないか。と電話をいただきました。
電話をいただいた後、柿を用意している時、ふと、この柿が
友人の母親にとって人生の最後の柿になるんだということに気が付いて
自分の仕事が人の人生に関わっていることを改めて感じました。
直売所に来てくれた方、贈り物に次郎柿を選んでくれた方、
柿を食べてくれて人たちにはそれぞれの人生の
ストーリー、思い出があるものですね。
少しでもその人にとって良い思い出になるような仕事をしたいです。
友人とお母さんがおいしい柿を二人で食べたという思い出を残すことが
出来るように私にできることを一所懸命にやっていきたいです。